今までのこと。

1991年春、入社。

以来25年、同じ会社の同じ事業所で働いている。

 

縁あって社内恋愛で結婚。

程なくして妊娠。

結婚、または妊娠で辞めるのが

当たり前だった職場で、

初めて産休を取ることに。

 

今と違って育休中の手当が少なかったので

のんびり休んでられない、

と2ヶ月の産休のみで復帰。

時短制度もないけど、

勤怠管理もやや甘かったので、

保育園に搾乳した母乳を届けに

外出するのは許してもらえてた。

延長料金を含めた認可外保育所

毎月の保育料は10万超。

この頃、何をモチベーションに

働いていたんだろう?

 

2人目、妊娠。

事業の統廃合により、内部異動。

仕事に少し慣れたところで産休へ。

出産時にいろいろあったので、

今回は産休プラス1ヶ月の育休。

まだまだお金のない共働き世帯には、

子育て支援が足りなかったから

復帰せざるを得ない状況だったと思う。

 

 

 

3人目、妊娠。

漠然と結婚した時から子供は3人!

と思っていた。

今まで満足に育休を取れずにいたので、

最後はフルで取ってやるぞ、と

1年半の育休を取得。

子供達と一緒にいるのは楽しかった。

たくさん叱ったけど、泣いたけど、

でも本当に楽しかった。

 

仕事はすっかり忘れてる。

あれ?知らない人がいっぱいいるぞ。

1年半の間に人事異動が3回と新年度が2回。

上司も初めまして、浦島太郎状態です。

 

 

『お金がない』という理由で

結婚、出産という辞める時期を

逸した私は

知らず知らずに働き続けることを

選択していた。

良くも悪くも育児をしながら

働くママの先陣を切ったことで、

後輩たちもワーキングママに。

 

 

 

そう、『良くも悪くも』。